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詩
春を告げたかの木々の
こもり若き緑に包まる
浅灰の空いっぱいの
湿りのままに落つ雨 温き
いつやむとも知れず
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詩
いまひとときの
よろこびにのみ
あがみをまかせ
光ります かの空へ
ともしびいだき
いざまいらん
ひたむきな 地の星々に
ただひたすらに
こうべをたれつ
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詩
君と歩いた 桜トンネル
それは あまりに 幸せに過ぎ
涙で霞む いとまもなきに
今この時か 思ひ出なのか
踏む影さへも 桜色かは
夢を来たりや 春に目眩ひつ
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詩
うめのちり
ちにおちたあはき
はなひらら
まだらにもなほ
ひかりあふれむ
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詩
桜を待ちわぶ青空に
白梅の花びら 舞ひ散る
真白な歓喜にその身を固め
未だ鈍き空を 開き
慶び 果てた 花々
歓びの香は さだめて
空のウスカミに 移りなむ